小国地方における『すぎ』の品種は『ヤブクグリ』が最も多く60%、ついで『アヤスギ』が30%と、この品種に占められます。
ヤブクグリはさし木が容易で成長も早く、材質も優れているが、幼令期の間は根曲がりの傾向がある。材はやや桃白色で粘りがあり、柱材、板材、建具材等に賞用されています。
アヤスギは、比較的やせ地のやや乾くところにもよく成長し、成長は中位であるが、心材は淡紅色で材質は優れています。
小国林業の最大の特徴は、適地適品種を考慮し造林者自ら養成したさし木苗によりヘクタール当たり2,000本〜3,000本のやや疎植造林を行っていることです。