阿蘇小国杉のくらし

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小国杉の施工例

エバーフィールド ベース|熊本県甲佐町

熊本の工務店エバーフィールド の新社屋として、くまもとアートポリスプロジェクトの一環で建設された「エバーフィールド ベース」が2023年10月に完成、12月に落成式が行われました。

この、一般建材と大工の技で木造の大スパン空間を叶える挑戦的な建築物に、小国杉材を大量に使用頂きました。

 

木造建築産業のさらなる活性化のため、近年減少傾向が顕著になっている大工の育成、技術力の向上を進めていくことを目的として誕生したベースは、事務所棟・打合せ棟・木材加工場の3棟から構成され、松かさのようなシンボリックな建築物が目を引きます。

県内に通常流通している小中断面の製材が、互いにもたれかかるように支え合って釣り合いを保つ「木造レシプロカル構造」にて組立られた木材加工場は、「小川次郎/アトリエ・シムサ+kaa」が設計。挑戦的なデザインでありながら、地域の木材を地域の技で加工することで実現しています。

 

小国杉材は、一定の強度を超えた材料のみを山から選りすぐり、厳正な検査を経て採用されたもの。

性能に定評のある小国杉の中でも、このような挑戦に適した材料が広大な山々のどこにあるか、現場に精通している森林組合冥利に尽きるお仕事をさせて頂きました。

「地元の木材、職人の力を結集して技術力を見せられる拠点」として始まったこの場所が、多くの方の目にふれ、次世代へとつながれていくことを祈念致します。

ご採用ありがとうございました。

 

エバーフィールド木材加工場 完成見学会 – 熊本県ホームページ (pref.kumamoto.jp)

「松かさ」のような木構造のアトリエ・シムサ+kaaに、熊本の木材加工場プロポ | 日経クロステック(xTECH) (nikkei.com)

エバーフィールドが自社木材加工場をくまもとアートポリスプロジェクトによるプロポーザルで選定 | 一般社団法人 木造施設協議会 

 

 

エバーフィールド ベース|熊本県甲佐町

 

エバーフィールド ベース|熊本県甲佐町

エバーフィールド ベース|熊本県甲佐町

エバーフィールド ベース|熊本県甲佐町

  

 

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