2016年の熊本地震で被害を受けた阿蘇くまもと空港が、2023年3月23日に新たな旅客ターミナルビルをオープンします。
熊本の創造的復興のシンボルとして待ち望まれた、新たな空の玄関口です。その大きな特徴のひとつが、県産木材がふんだんに使われたデザイン性の高い搭乗待合エリア。エリアは3階の保安検査ゲートの先にあるため、熊本を発つ搭乗間際までショッピングやグルメを存分にお楽しみいただけます。
3階の天井一面に貼られているパネルは、小国杉を100%使用した特別な合板「Layer」です。その数は約3600枚。天然の木材にしか出せない自然のゆらぎと、木の香りが広がる、熊本の自然を写した圧巻の空間となりました。
搭乗待合エリアのキッズスペース隣には、小国杉の家具やアートワークが並ぶファニチャーゾーンも設けられ、熊本の水と土を支える、阿蘇小国の森を体感頂けます。
九州への旅の際には、離発着はぜひ阿蘇くまもと空港へ。内装も見どころの一つとして是非ご覧ください。
小国杉にまつわるストーリーについては、こちらをご覧ください。
小国杉を大量採用!阿蘇くまもと空港がリニューアルオープンしました – 阿蘇小国杉のくらし (ogunisugi.com)
新旅客ターミナルビル情報|阿蘇くまもと空港 オフィシャルサイト (kumamoto-airport.co.jp)
物語を紡ぐものづくり – 木創人のこと|熊本県小国町森林組合 (ogunisugi.com)
【阿蘇小国杉モニュメント看板】
クリエイティブディレクション・デザイン:伊澤良樹(PONO)
設計デザイン:穴井俊輔、穴井里奈、竹下由紀(Foreque)
プロデュース:長谷部公博(熊本県小国町)、入交律歌(小国町森林組合)
【スギコダマ】
有馬晋平
農林中央金庫、熊本県森林組合連合会、小国町森林組合
【小国杉ファニチャー】
吉野正敏、川原和広(よしの木工)
東村英司、當房こず枝(かける木工舎)
西嶋光(幸光家具)
設計サポート:川嵜義彦(たねもしかけも)
【木創人WEBサイト】
デザイン:西嶋晴香(晴デザイン)
プロデュース:長谷部公博(小国町)
サポート:入交律歌(小国町森林組合)
Special thanks
熊本国際空港株式会社(KKIAC)
三井ホームコンポーネント株式会社